ドタバタ ドタバタ バタン
「ゆずきぃ〜!!きいてぇ!!」
わたしの部屋のドアを思い切りあけて夕紀乃が飛び込んできた
「・・・?」
ハァ〜。
どうしたらもっと落ち着いて入ってこないかなぁ・・・
「今度は、なにをしでかしたの?」
顔を真っ赤にした夕紀乃を見てため息をつきながらわたしはいった
「・・・しでかしたって・・・わたし・・・悠翔みたいにそんなにやっていないよ!!
それよりね!!きいてよ!!」
悠翔みたいにそんなにやっていないよ・・・って
同じくらいやってますから・・・
「なにがあったの?」
「お兄ちゃんの剣道の練習試合を見に行ったんだけど、お兄ちゃんと戦った人を見ていたら胸が痛くなったの!!
結局、お兄ちゃんに負けたけど・・・」
「旭陽が勝ったんだねぇ〜。それで、夕紀乃はどうしたの?」
「うん・・・。
お兄ちゃんに負けた人のことが頭から離れないというか・・・思い出しちゃうの!!思い出すと胸が痛くなるし・・・」
夕紀乃は目を潤ませながらいった
「わたし・・・病気かな?」
「・・・・」
ハァ〜。
食べ物&バスケに興味なかった子が恋ねぇ〜
少しは大人になったのかな
「ゆずきぃ〜!!黙っていないでなんとかいって!!」
わたしは夕紀乃をじっとみた
「病気じゃないけど・・・夕紀乃はその人に一目惚れしたんじゃないの?」
「一目惚れ??ってなに?」
夕紀乃はこういうのって専門外なんだよね
「一目惚れっていうのは・・・その人のこと一瞬見て恋したということ!!」
「えっ!!!!!!」
一条寺の家からサイレンみたいな声が響いたのはいうまでもない
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